UQモバイル概要について
突然ですが、携帯電話の料金って凄く高いと思いませんか?
かと言って格安SIMとかSIMフリースマホとかよくわからない…
そんなお悩みを持つあなたにオススメしたいのが、深田恭子さんや藤原紀香さんがCMに出演していることでおなじみの「UQモバイル」です。
UQ WiMAXという言葉を聞いたことがある方も多いかと思いますが、まさにあれの携帯電話バージョンです。
結論から言えば、auやdocomo、SoftBankをお使いの方であれば、UQモバイルに乗り換えるだけで毎月3,000円程度安くすることが出来ますよ!
今回は、UQモバイルの料金プランや大手3大キャリアとの比較表、メリット・デメリットをまとめてみましたので、ご参考になれば幸いです。
Contents
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルには、3つの料金プランが用意されています。
それぞれで異なるのは「ひと月あたりに使える高速データ通信量」です。
高速データ通信量が大きければ多いほど、ひと月あたりに高画質の動画を長時間見られたり、ずっと音楽を再生できたりします。
それぞれのプランについてみていきましょう。
プランS
月額料金:1,980円/月
※14か月目以降は+1,000円の2,980円/月になります。
データ容量:2GB/月
※26か月目以降は1GB/月となります。
・通話料(下記どちらかを選択)
【ぴったりプラン】
60分/月まで通話料無料=2,400円の無料通話料がついています。
※26か月目以降は30分/月まで通話料無料=1,200円の無料通話料に変更されます。
【おしゃべりプラン】
5分以内の通話であれば何回かけても無料です。
5分超過分については、20円/30秒の通話料金が発生します。
プランM
月額料金:2,980円/月
※14か月目以降は+1,000円の3,980円/月になります。
データ容量:6GB/月
※26か月目以降は3GB/月となります。
・通話料(下記どちらかを選択)
【ぴったりプラン】
120分/月まで通話料無料=4,800円の無料通話料がついています。
※26か月目以降は60分/月まで通話料無料=2,400円の無料通話料に変更されます。
【おしゃべりプラン】
5分以内の通話であれば何回かけても無料です。
5分超過分については、20円/30秒の通話料金が発生します。
プランL
月額料金:4,980円/月
※14か月目以降は+1,000円の5,980円/月になります。
データ容量:14GB/月
※26か月目以降は7GB/月となります。
・通話料(下記どちらかを選択)
【ぴったりプラン】
180分/月まで通話料無料=7,200円の無料通話料がついています。
※26か月目以降は90分/月まで通話料無料=3,600円の無料通話料に変更
【おしゃべりプラン】
5分以内の通話であれば何回かけても無料です。
5分超過分については、20円/30秒の通話料金が発生します。
共通事項
-
- 契約した月(課金開始日を含む月)を1か月目として、契約期間はすべて25か月です。
25か月目の翌月が「更新月」となり、この月であれば解除料金は発生しません。
更新月以外での解除料金は9,500円(税抜)です。
-
- 国内通話料は20円/30秒
- 0570から始まるナビダイヤル等は所定の通話料が別途発生
- 混雑回避のため、直近3日間でのデータ使用量が6GBを超えると一時的に速度制限
最大通信速度が128Kbpsまで落ちます。
-
- データのくりこしが可能
繰り越せるデータ容量は翌月まで、且つ上限あり(プランS:1GB、プランM:3GB、プランL:7GBまで)
-
- データチャージはいつでも可能
データ容量を使い切って速度制限がかかっても、追加課金すると速度制限が解除出来る(100MB/200円、500MB/500円)
UQモバイルの基本的な料金プランは上記の通りです。
月間使えるデータ容量によって、3種類のプランから選択することが出来ます。
UQモバイルと3大キャリアとの比較
さて、UQモバイルの料金プランをまとめてみましたが、実際に大手3大キャリアと比較してみるとどれくらい差額が出るのでしょうか。
月額料金で比較してみましょう。
【参考ページ】
・大手3大キャリアからUQモバイルに乗り換えると携帯料金が〇〇円節約になりますよ!
auの月額料金
- スーパーカケホ…1,700円(5分以内の通話料が無料。超過分は20円/30秒)
- LTE NET…300円(Eメールを使うためのサービス。加入必須)
- データ3GB…4,200円
合計金額:6,200円/月
UQモバイルの月額料金
- プランM…2,980円/月
- データ容量6GBまで使用可能
合計金額:2,980円/月
差額:3,220円
ひと月あたりで3,220円も安く使うことが出来ます。年間で38,640円です。
これってすごい差額だと思いませんか?
Auの場合、通常は2年契約なので次の更新月を迎えるまでに、6,200円×24か月=148,800円の月額料金が発生します。
UQモバイルの上記の価格は13か月目まで継続し、それ以降は+1,000円の金額になります。
実際の金額で表すと、(2,980円×13か月間)+(3,980円×14か月目以降)となりますので、UQモバイルを2年間使用すると82,520円の月額料金を支払う計算となります。
つまり、2年間使うことを想定すると148,800円―82,520円=66,280円もの差額が出てきます。
これだけの金額を節約できると考えたら、UQモバイルを活用する他ありませんね!
また、料金面ばかりに目が行きがちですが
- 14か月目以降は月額料金が+1,000円
- 使えるデータ量が半分になる
- 無料通話分も半分になってしまう
上記の3点については気を付けましょう。
また、直近3日間のデータ使用量が6GBを超えると一時的な速度制限がかかってしまいますので、動画視聴やアプリを多く使う方は注意しましょう。
ちなみに速度制限実施の翌日には自動で解除されます。
上記のような注意点はありますが、UQモバイルは大手3大キャリアと比べると年間で4万円弱もコスト削減が出来るのは嬉しいですよね。
UQモバイル 料金プランについて その2
UQモバイルで選ぶことの出来る料金プランは3つあるとお伝え致しましたが、実は他にも選べる料金プランがあることをご存知ですか?
前述した料金プランと、ここからご説明するプランとを比較してどちらがオススメなのかを比較、考察してみました。
「ぴったりプラン・おしゃべりプラン」の他には「データ高速プラン」と「データ無制限プラン」があります。
データ高速プラン
データ容量…3GB/月
【月額料金】
データ通信のみ 980円/月(通話は不可。LINE電話等のIP電話であれば可能。)
音声通話あり 1,680円/月
【通話料】
通話料は20円/30秒
無料通話なし
【最低利用期間】
12か月
解除料金:9,500円(税抜)
ただし、13か月目以降であればいつ解約しても解除料金は発生しません。
データの繰り越しが可能で最大3GBを翌月まで繰り越しできる。受信最大225Mbps。送信時は最大25Mbps。
データ無制限プラン
データ容量…無制限
【月額料金】
データ通信のみ 1.980円/月(通話不可。LINE電話等のIP電話は可能。)
音声通話あり 2,680円/月
【通話料】
通話料は20円/30秒
無料通話なし
【最低利用期間】
12か月
解除料金:9,500円(税抜)
ただし、13か月目以降であればいつ解約しても解除料金は発生しません。
送受信最大500Kbps(データ高速プランと比較してだいぶ遅め)
2つのプランに共通する注意点としては、直近3日間のデータ使用量が6GBを超えるとどちらも一時的に速度制限がかかります。
速度制限時の最大通信速度は128Kbpsまで、速度制限発生の翌日には自動で解除されます。
現在は、先にご説明した料金プラン(プランS、プランM、プランL)から選ぶのが主流ですが、上記の2つの料金プランから選ぶことも可能です。
ただし、無制限プランの場合は元々の通信速度がかなり遅めに設定されています。
送受信時、最大で500Kbpsしか出ませんので、高画質で動画を見たい方には不向きのプランと言えます。
ストリーミングで音楽を再生する際等には非常に役立つプランだと思います。
「Kbps」と「Mbps」の違い
インターネットの速度を示す指標である「Kbps」と「Mbps」。
どちらの方がより速度が速いのか?という点ですが「Mbps」の方が速いです。
また、「1Mbps=125Kbps」で、一般的には1Mbps以下の速度だとインターネットの接続時や動画閲覧時にストレスを感じる遅さになると言われています。
「ぴったりプラン・おしゃべりプラン」と「データ高速・無制限プラン」のどちらが良いのか?
ここからはあくまで私個人の所感になります。
前回の「ぴったりプラン・おしゃべりプラン」と、今回の「データ高速・無制限プラン」を比較していきます。
- 月の通話が「約7分以下=280円の通話料」という方→データ高速プラン(音声通話あり)
- 通話もデータ通信も多いという方→「ぴったりプラン・おしゃべりプラン」を選択
- LINE電話等のIP電話を使うよ!という方→「データ高速プラン(データ通信のみ)」が最安
プランSぴったりプランの料金が1,980円、データ高速プラン(音声通話あり)が1,680円で、その差額は300円です。
後者は、20円/30秒の通話料が発生しますので、300円以下で通話可能な通話時間は「約7分」という計算になります。
ただ、ひと月の間で7分以下しか通話しないのであれば、データ高速プラン(データ通信のみ)を選択して、LINE電話等の『パケット通信を行う通話』をした方が安く済みます。
LINE電話で事足りるよ!という方は、月額980円で済む「データ高速プラン(データ通信のみ)」で良いかもしれません。
ここまで「ぴったりプラン・おしゃべりプラン」以外に選べる料金プランについてご説明致しました。
データ高速プランやデータ無制限プランの方が契約期間の縛りも緩いですし、普段通話をほとんどしない人にとっては特に困ることがなさそうに感じたので、こちらの方が良いかもしれませんね。
UQモバイルを選ぶメリット
ここからはUQモバイルを契約するメリット・デメリットをご説明いたします。
UQモバイルのメリットとデメリットを知ったうえで、他の格安SIMと比較して検討するようにしてみてください。
まずはUQモバイルを選ぶメリットからお伝えいたします。
UQモバイルには下記のようなメリットがあります。
- 大手3大キャリアと比べて月額料金が非常に安い!
- 節約モード(送受信最大300Kbps)なら実質データ使用量無制限!
- データの繰り越しがプランS(=2GBのプラン)でも可能
- au 4G LTEによる高速通信が可能!
- 公式ホームページのチャット機能が素晴らしい
それぞれを詳しく見ていきましょう。
大手3大キャリアと比べて月額料金が非常に安い!
UQモバイルは大手3大キャリアと比較すると、月額料金が非常に安価な設定になっています。
詳細は下記をご覧ください。
【auの月額料金】
- スーパーカケホ…1,700円(5分以内の通話料が無料。超過分は20円/30秒)
- LTE NET…300円(Eメールを使うためのサービス。加入必須)
- データ3GB…4,200円
合計金額:6,200円/月
【UQモバイルの月額料金】
- プランM…2,980円/月
- データ容量6GBまで使用可能
合計金額:2,980円/月
差額:3,220円
たったのひと月の利用料金で3,220円も差額が出ます。
年間で38,640円も差額が出る計算です。
これって日常生活においてとても大きなメリットですよね。
節約モード(送受信最大300Kbps)なら実質データ使用量無制限!
UQモバイルではUQユーザー専用のアプリ「UQ mobileポータルアプリ」を使って“節約モード”と“高速モード”という2種類のモードを切り替えて使用することができます。
これの目玉は節約モードに設定さえしておけば、データ容量の消費がゼロという点です。
仮にプランS(=2GBまで使用可能なプラン)を選択していても節約モードにしておけば2GB以上のデータ通信が行えるという事です。
通信速度はある程度の速度までしか出ませんが、TwitterやLINE、Facebookを使う程度であれば全く気にならない程度の速度は出ています。
Youtubeにおいても、低画質であれば閲覧に支障は出ない様です。
これらのSNSをよく使う人にとっては、非常にありがたいサービスだと思います。
※ただし、3日間6GB制限は適用されるとのこと(UQサポートセンターに確認済み)。
全てのプランにおいてデータの繰り越しが可能
地味にありがたいのが“データの繰り越し機能”です。
大手3大キャリア(主にau、SoftBank)では、データ5GB以上でないと余ったデータ容量の繰り越しは出来ません。
その点、UQモバイルですと「ぴったりプラン・おしゃべりプラン」の一番小さい容量である“プランS”でも翌月までデータ量を繰り越すことが可能です。
au 4G LTEによる高速通信が可能!
他のMVNO(IIJmobile、mineo等)は、docomoの電波帯が使えるとはいえ、本家のdocomoと比べると速度は若干遅い場合が多々あります。
ですが、UQモバイルはauと全く同じ電波帯である4G LTEを使用できるので、通信速度は非常に安定しています。
その速度をこの価格で利用できるのは嬉しいですよね。
公式ホームページのチャット機能が素晴らしい
現在、auやSoftBankではチャット機能を使ったユーザーサポートが行われています。
UQモバイルにおいてもチャット機能を用いたサポートを行っており、質問したことに対して何でも調べてくれます。
また、チャットなのでその場ですぐに回答を貰うことができるので、とても頼れるサービスです。
チャット機能の使い方は、UQ公式ホームページ内の「料金・サービス」のページに飛び、右下に出てくるチャット機能の項目をクリックするだけでオペレーターにつながりますよ。
UQモバイルを選ぶデメリット
上記でUQモバイルのメリットについてまとめてみました。
とても魅力的なメリットの多いUQモバイルですが、もちろんデメリットであるポイントもあります。
この点についても覚えておきましょう。
入り組んだ建物内、地下に入ると電波が入らないことがままある
正直全てのキャリアに言えるのですが、UQモバイルの場合は特にこれを感じます。
普通に外を出歩いている時に利用する分には問題ないかと思いますが、建物の中や地下(地下鉄等)を利用する場合には圏外になるケースがあります。
個人的に電車移動中も電波が安定しませんでした(電車移動に伴う基地局の変更が頻発するため)。
常にデータ通信を行いたいと考える人にとっては大きなデメリットと言えるでしょう。
公式ホームページの料金プラン説明がわかりにくい
今回、UQモバイルについて調べていて、公式ホームページが非常に見づらいと感じました。
本音を言えば、この業界で働いているからこそ理解できたという部分も多々あります。
携帯電話に疎い方からすると、小さな文字で書かれている詳細説明なんて読む気が起きません。
その部分に解除料金や、特典内容の解除条件、契約期間等の重要な点の記載があるので非常にわかりにくく感じました。
まとめ
今回はUQモバイルの基本的な料金プランとその他の選択肢となるプラン、メリットとデメリットについてご説明いたしました。
大手三大キャリアと比べると携帯料金を大幅に下げることのできるUQモバイルにはデメリットもいくつかありますが、メリットの方が非常に大きく感じます。
今お使いの携帯電話がauやdocomo、SoftBankであるならば是非とも乗り換えることを検討してみてください。
ほぼ変わらない高速通信が使えた上で、毎月の携帯電話料金が確実に安く運用できるようになりますよ。